冬の海

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は小康状態になり晴れ間ものぞいてきた。
「もう雪、終わりかよ」
うらめしく空を眺めた。同じように空を眺めるメイメイと海まで散歩に行く。
浜辺は足つかずの新雪に覆われ、それを蹂躙しながら走り回り、恨みを晴らす。鎖ごと放してやったメイメイはやっぱり雪が好きで、ぴょんぴょん跳ねながら雪に足跡と鎖の線を残す。
そのうち道路に飛び出し、車にクラクションを鳴らされながら、民宿のオス犬、チョコのところへ走っていった。
慌てて追いかけ、あざなえる縄のごとくじゃれ合っているメイ・チョコをひっぺがし散歩を続ける。

海を見ると波間に黒っぽい物体がいくつも見える。先の尖った流氷のようなものに乗り、プカプカ漂流しているのだ。
水鳥? 海坊主? あしか? オットセイ? はたまたペンギン? 
おおっ、立ち上がった、サーファーか。こんな寒いのによっぽど好きなんだなと思いながら、待てよ、海水はやっぱり暖かいのか? と思い直し、海辺へまた下りた。
海水を触ってみる。うん、暖かい、温泉のようだ! なんてことはなく、やっぱり冷たい。10℃くらいだろうか。あきれてみたが、考えたら俺だってすすんで足つかずの雪の中へ入っていくし、何より、フレーフレーゆーき、だ。
結局、はたからみたらあほみたいでも、お互いそれをやることが好きなのだ。

でも雪はあるけれど波は穏やかな海。彼らはサーフィンをするより海につかっていることが好きなのか? やっぱりちょっと......。

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このページは、yyが2008年3月 9日 20:58に書いたブログ記事です。

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